独身男性の人生設計を
人生を豊かにしていこうと思うのであれば、自分の状況から未来を考えていかなければいけません。
すべての人に状況があるのですから、まずその確認からしていくべきでしょう。
独身男性の場合のライフプランを考えていきます。
いつか結婚もしたいでしょうし、子供もできるかもしれません。
家庭を持てば、いつかは家を建てたいと思うでしょう。
安定した収入と大きな出費のない独身男性

独身男性の場合、基本的には大きな出費は付きまといません。
あるとすれば、車や趣味の世界でしょう。
安定した収支が続くのが独身男性の特徴で、このまま結婚しないという可能性も考えるのであれば老後の生活資金の確保ということになります。
特に問題となるのは、公的年金をどこでもらうかです。
65歳と設定するのであれば、60歳で定年した後5年間収入がなくなってしまいます。
そこで、その間の支出に備えることを考えていかなければいけません。
さらに問題となるのは、公的年金が支給されたとしても、支出が上回ってしまう可能性があるのです。
もしも、結婚したとするのであれば、収支は大きく変化していくことになりますが、あまりに大きな変化のため、予想はすることが難しいのも独身男性の特徴といえるでしょう。
老後に向けての貯蓄プランを
では、将来を考えていくと、現在の貯蓄プランをしっかりと立て、将来に向かって減らしていくべきではありません。
定年までに最低でも2年近くの生活費をためておかなければいけないといえるでしょう。
それも、リスクを考えれば、できるだけ早い段階で貯蓄プランを達成しておくことが重要です。
返済などがある場合には、老後の資金に手を付けることなく、計画的に返済を進めていきます。
返済を厳しくすると、どうしても貯蓄にかかわってくるため、返済金額は少なく抑えていくことが大切です。
結婚を考えているのであれば、生活費を想定しておくことが、今後の生活を決めるカギになるでしょう。
住宅を購入したいというのであれば
住宅購入を考えているのであれば、基礎として考えることができるのは、これからの生涯年収の半分までです。
ただし、収入は年々上昇すると仮定することができますので、成長率をかけておくことが必要になります。
その代わりに、生活費も上昇していきますので、年1%はかけておかなければいけません。
老後に掛ける生活費は、退職時の8割程度まで抑えることが可能です。
年金収入も計算することになりますので、現役の時代とは別に考えていくことが必要になります。
これを計算していくと、住宅を購入する時の予測ができるようになるのです。
独身男性ですので、結婚前に購入すると、買い替えをする可能性も出てきます。
資金的に余裕をもっておくことで、リスクに対応できるだけの資金を確保することができるでしょう。