一人暮らしの住まい選びに欠かせない2つのポイント
大学進学をきっかけに、一人暮らしにチャレンジしようと考える受験生の方もいるでしょう。
一人暮らしの自由な新生活を夢見て胸を膨らせているかもしれません。
しかし、はじめての経験であれば「どうやって住まい選びをすればいいんだろう?」と知らないことや、悩むことがあるのではないでしょうか。
住まい選びの条件は人によって様々ですが、優先的に押さえておきたいポイントはこの2点です。
これを踏まえた上で、一般的な学生が選ぶと良い、住居形態について見ていきます。
住居形態ごとの特徴
住居形態といっていますが、ここでは一般的に学生が一人暮らしをするのに選択する住宅を3種類あげてみました。
今流行りのルームシェアやシェアハウスなどの選択肢もありますが、ここでは違いがわかりにくい「学生寮」と「学生マンション」と「アパート」を比較して紹介していきます。
学生寮
写真はイメージです
大学によっては、学生寮に入寮する人を募集しているケースがあります。同じ大学に通う学生と一緒に共同生活を送ることになるため、先輩・後輩や同じゼミの仲間との交流を深められるというのも、学生寮のメリットといえます。
学生寮は大学が運営しており、どのような住居になるかは大学によって大きく異なります。2~4人で相部屋になることもあれば、一人ひとりにワンルームのような個室が与えられていることもあります。また、共同のキッチンで自炊できる寮もあれば、食堂があって食事がついてくる寮もあります。
学生寮を選ぶ際には、どういう住居なのか確認し、自分に合うかどうか、快適に過ごせそうかどうかを判断した上で、申し込むかどうかを決めましょう。
アパート
写真はイメージです
アパートは、学生寮や学生マンションよりも物件数が多いので、家賃・間取り・オートロックの有無など、細かい条件を満たしたいという方にぴったりです。
例えば、「大学に近くなくてもいいから、とにかく家賃を安くしたい」「ワンルームだと集中できないから1DKがいい」といった希望を持っている場合は、アパートのほうが向いているでしょう。
学生マンション
信州大学学生マンションカレッジコートより
学生寮は大学が運営していますが、学生マンション(学生会館)は民間企業が運営しています。寮のように同じ大学の学生が集っていることもあれば、近隣の違う大学に通う学生も一緒に暮らしていることもあります。
家賃は安くないものの、家具がすべて備え付きだったり、栄養士監修の食事がついていたり、24時間駐在している管理人がいたり(※)と、信頼できる大人に頼れるという安心感もあります。
(※)参考:信州大学(松本キャンパス)のための学生マンショ