好かれる人と嫌われる人の違いを知る
仕事やプライベートを通して誰でも多くの人との接触をしていくことになりますが、
その中でもなぜか人に好かれる人と、なぜか嫌われてしまう人とがいます。
好かれる人の場合、特に何をしているわけではないのに周囲からよく話しかけられたり、
飲み会や遊びに誘われたりします。
反対に嫌われる人の場合、最初は付き合い程度に会話はするのですが、
気づくとそっと席を立っていく人が増え、気づいた時には孤立した状態になってしまったりします。
客観的にも、同じようにただ雑談をしているだけなのになんとなく好感が持てる人と、
反対にだんだん不愉快なモヤモヤが生じてきてしまう人がいたりします。
普段の生活ではこの違いは特につきつめて考えることもないですが、
もしその違いを知ることができたら、自分の人生をより楽しいものにしていくことができるかもしれません。
好かれる人は聞き上手
まず会話というところでみていくと、好かれる人というのは大変人の話を聞くのがうまく、
また相槌を上手にうてる人ということが特徴となります。
好かれる人というと会話をしていて常に何か気の利いたことをいう人というふうに考えるかもしれませんが、
あまりにも会話にキレがありすぎる人というのは時に好き嫌いという場面ではやや敬遠されてしまうこともあります。
心理学の実験で、音声のみである問題に対しての解答を答えている様子を流したとき、音声のみでの解答よりも、
音声とともにコーヒーカップを落としたらしい音が入っている人の方が好感度が高くなったという結果もあります。
人に好かれるためには完璧になるのではなく、
一緒にいて気が許せる程度の隙を見せることができるということも条件なのです。
嫌われる人は話を聞かない
反対に嫌われる人というのは、まず他人の話を聞きません。
聞いたとしてもすぐにかぶせるように自分のことを話題にしようとしたり、
相手の会話での意見を否定して自分の方が正しいということをいちいち証明しようとしてきたりします。
または自分の知識や経験を必要以上にひけらかそうとしてくる様子が見えると、
その話がたとえよい話であっても聞くがわはうんざりしてしまいます。
自分のことしか話さない人で人に好かれる人というのはまずほとんどいませんから、
それはまず気をつけた方がよいでしょう。
会話において大切なのは相手に共感を示すということです。
自分の方から相手に興味があるということを示せば、自然と相手も心を許し会話をしてくれるようになります。
人に好かれる大人になり豊かな人生を目指しましょう。