歳をとった時にやりたいことは何か考える
ライフプランを考える際にぜひ気に留めておきたい項目として、老後の楽しみというものがあります。
若い人は特に老後の楽しみとなると随分先のことに感じて意識をするのは難しいかもしれません。
ですが、老後の楽しみを考えておくことは、ライフプランを立てるのに非常に重要なポイントでもあるのです。
年を取ってくるとどうしても体の自由が利かない部分が多くなり、行動や活動が制限されてしまうものです。
ですから、今の趣味を継続出来ればそれでいいのですが、今のような趣味はできなくなっている可能性もあります。
また、若いうちにやりたいことをやり尽くしてしまい、いざ年を取って自由な時間ができた時に、やることが何もなくなってしまうということも考えられなくはないのです。
今やれることは今やっておいた方がいいということもありますが、今やった方がいいことなのか、年を取ってからの楽しみにしておいた方がいいことなのか、時々でいいので思い出すようにすると老後の楽しみというのが考えやすくなるかもしれません。
老後の楽しみ方は十人十色
例えば海外旅行などは出来れば若いうちに一度は楽しんでおきたいものですが、国内の温泉旅行などは、年を取ってからでも十分楽しめる要素がたくさんあります。
なので若いうちは海外に旅行に行き、年を取ってからのんびり国内で旅行をする、というスタイルもいいでしょう。
逆ももちろんありで、年を取って世界を見たらどうなるのか、という好奇心を持っていくことも楽しいですね。
年をとると細かいことがやりづらくなるため、細かい作業を要する趣味は年を取ってからはできないと思っている人も多いと思いますが、全然そんなことはありません。
細かい作業をこなすお年寄りの方もいらっしゃいますし、手先の細かい作業と言うのは物忘れなどを防止する効果もあります。
そういった健康的な意味も込めて、手先を使う、家でもできるようなことを趣味にするのもとても良いです。
意外ですが、若いころにできなかったアクティブな遊びを年を取ってからするというパワフルなお年寄りの方もいらっしゃいます。
登山に挑戦したりスキーやボードに挑戦したりと、体を動かして活き活きとしているお年寄りの方はとても輝いていて素敵に見えます。
年を取ってからの楽しみというのは人それぞれ、本当に十人十色です。
自分が将来どんな老後を過ごしたいのか、それを考えた上で老後の楽しみというのも持つようにしておくと、年を取るのも楽しくなれるかもしれませんね。