どんな働き方をしたいのか、決めておく
仕事とライフプランを考えるに当たって転職は非常に重要な項目ですが、退職する時期も重要です。
定年いっぱいまで働きたいというのであれば、自分が勤めている会社の職務規定に従って、定年まで目一杯働くという生き方もありです。
ある程度で会社を退職してフリーで仕事をしたい、独立開業したいという人は細かいプランを考える必要があります。
例えばいつまでに開業資金を集めて、いつまでに開業のためのつてを作って、いつ開業し、いつ退社するのかなどなどです。
独立開業は簡単にできることではありませんから、より周到な準備が必要になってきます。
女性の方は上記の選択肢の他に、更に結婚・出産をするかどうかが加わってきます。
もし結婚・出産をする場合、それを機に退職するのか、産休を取って社会復帰するのかなどがあります。
社会復帰を前提とするのであれば、旦那さんと家族計画についてもしっかりと話し合っていく必要がでてきます。
これから転職する可能性もあり、自分が一生働きたいと思う会社に巡り合えるかどうかというのも不明瞭な状態という人が多いのかもしれません。
それでも、自分がどんな働き方をして生きて行きたいか、ある程度まとめておくと人生の分岐点に立った時にも迷わずに進むことができるかもしれません。
ライフプランは絶対ではない
また、あくまでこれは自分の中に持っておくライフプランですので、これを決めたら絶対守らないといけないということではないのでそこまで重く考えないようにすることも大切です。
自分はどういう人生を送りたいかという希望や意志であって、絶対の計画ではないことも忘れずにライフプランを立てるようにしてみて下さい。
軽い気持ちというわけではないですが、人生のラフ画を描くような感覚でいるとよいでしょう。
そのくらいの基盤が作ってあれば、人生の転機でも「自分はこういう生き方がしたかったはずだ」と思い出すことができますし、もし途中でそのラフ画で描いたことと違った選択をしたとしても、あなた自身の考え方の軸はぶれないままでいることができます。
例えば独立開業を考えていたとしても、途中でここで定年まで働きたい!と思えるような会社に出会えるかもしれませんし、逆もまたありえます。
女性は結婚しないつもりが結婚して寿退社するかもしれませんし、仕事が予想以上に楽しくなって結婚せずにキャリアウーマンとして仕事をこなす人になるかもしれません。
人生は何が起こるか本当に分からないものなのです。