結婚後のマネープラン
結婚をして最も大きく変わるライフスタイルとはなんでしょうか?
それはなんといってもお金です。
そのように書くとなんとも夢がないように聞こえますが、実際結婚をする前の独身時代と違って結婚をしたあとにはかなり使えるお金の自由度は限られたものになっていきます。
理由は結婚とは夫婦二人が生計を同一にするということに同意するものですから、それぞれが自分の稼いだ分を好き勝手に使うということは許されません。
まして子供が生まれたとなると将来に向けて何かとお金が必要になってきますので、堅実なマネープランを作っていく必要があります。
結婚後からのマネープランをしっかりと作っていくためには、結婚をする前からきちんと夫婦間でお金についての話し合いをしていく必要があります。
お金の話というと味気ないなら、将来どのような生活を期待しているかというようなことでもよいでしょう。
どのような生活をしていきたいか

例えば、将来郊外でもよいから新築住宅を建てたいと思っているか、それとも賃貸やマンションでも十分と思っているかでかなり仕事の選び方や住宅資金の用意の仕方も違ってきます。
さらに子供についても何人くらい、どのくらいの間隔で欲しいと思っているかということもまた、将来のマネープランを考える上で重要になってきます。
最も、絶対に将来はこうしなければならないと若いうちから決めつけるというのもつまらないですし、たとえ計画をしていても必ずその通りになるとは限らないということもあります。
ですが、キチキチでなくても漠然と何歳までにどんな家族構成になっているかというようなことを予定しておくと、お金の準備の仕方に対する意識もかなり具体的なものになってきます。
結婚をしてからきちんと定めておくべきマネープランとしては、「専業主婦になるか共働きをするか」「住宅を購入するか」「年金を受けるまでにどのくらいの貯蓄をするか」といったことによって大きく変わってきます。
もし子供によりよい教育をさせたいと願い夫婦であれば、そのための資金をどのように用意していくかということも同時に考えておいた方がよいでしょう。
ただ漠然とお金を貯めていると、目標が曖昧であることもあり時間をかけても思うような金額には達しないということはよくあります。
そのため年ごとでなくとも、30代、40代というようにライフステージを意識して目標額や購入しておくものを決めて記録をしておくようにしましょう。
目標が定まれば短期的な貯蓄額も算出できます。